昔、初めて圧力鍋を買った時の話です。
圧力鍋を買うと、レシピブックがついてくるのですが、本屋さんで、圧力鍋のお料理本を見て、おいしそうなお料理が載っているのを買ってきました。
そのなかにお正月料理も特集されていて、黒豆のレシピが載っていました。
それまでは母が土井勝先生のレシピで、8時間もコトコト煮て作っていました。
ぶどうみたいな柔らかいお豆さんで、とてもおいしかったですが、母はあまりお料理好きじゃないので、お良月料理だからと気合を入れてかなり気を使って作っていました。
ということで、私は圧力鍋のレシピで黒豆を作ったんですね。
これは先にお砂糖と塩とおしょうゆなどを分量の水に溶かして冷ました液にひと晩黒豆をつけておき、そして圧力鍋で2,30分煮るレシピなんです。
が、大事な黒豆にしわが寄らないように、皮が剥がれないようにと圧力をかけずに極弱火で1時間くらい煮ました。
無事においしい柔らかいぶどうみたいな黒豆が出来ました。
母からは、お正月の支度が楽になったと大感謝されて嬉しかった思い出です。
0コメント